3月2日 晴れ AM8:00
久しぶりに早朝のビーチを歩いてみる。最近は気候も落ち着いてきたのか、空の高い夏日が続いている。
散歩というものは、何か「お使い」がないと億劫なので、今日は生鮮市場Dタリパパへ「バナナ」を買いに行こうと決めてみる。
フィリピン人の朝は早い。老若男女に関わらず朝6時にはこの小さな島も活動を始め、午前8時、ビーチを歩いているとすでに物売りから声を掛けられる。
歩くこと20分。Dタリパパに到着。ここの市場も6:30にはオープンしている。野菜、魚、肉類、レストラン、おみやげ屋などなど、何を食ったらそんなに元気でいられるのか聞きたくなるほど、朝から活気に満ちている。
目当てはバナナ。45ペソ/kgのそれは、天井から巨大な房ごと吊るされ追熟させられている。
欲しいのは2kg。1房1.5kgだったので、他の房から2本ちぎってちょうど2kgにしてくれる。
小さな八百屋でのこの一連のプロセスは、商売というよりも何かこうもっと原始的な「物々交換」を彷彿とさせる。それは生活と生命の営みがとても高い割合で共存しているのを感じるのは僕だけだろうか。
今日の散歩の目的であるバナナを買うという行為しかり。
ただの散歩という行為に、ちょっとした要素を加えることで楽しもうとする自分がボラカイにはいる。
日本では考えられないことだ。
冷蔵庫の中ではない、とても近い距離でやり取りされる魚や肉。
商売としては不器用だけど、山のように積まれた食料の中から好きな量だけ無愛想によそってくれる彼ら。
「より美味しいものを、より満足していただくために。」これにはこれで意味があり、「自然をもっと近くに感じ、<彼ら>を自らの生命の糧として捉えることに注力すること。」これにもきっと意味がある気がする。
幾度にもわたり侵略の的にされたフィリピンも、実はただ静かに自然の食物連鎖の枠の中で自然に朽ちて行きたいだけなんじゃないかと感じさせる早朝の散歩。...明日もきっと晴れる気がする。
ボラカイ島総合情報サイト ボラカイナビ
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